会長挨拶
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この度、第12回日本ヘルニア学会学術集会を開催させて頂く事に成りました。
名誉会長 冲永功太前理事長、柵瀬信太郎現理事長のご高配並びに理事の皆様方のご支援により、一開業外科医がこの様な学術集会を担当させて頂きます事は、この上ない名誉であり、更なる学会の発展の為、そして何より此れ迄ご支援とご指導を賜りました、会員の皆様方、並びにご支援頂きました、各協賛企業の皆様への恩返しと考えております。
会期は2014年6月6日(金曜日)、7日(土曜日)に東京のランドマークでも有る東京ドームホテルにて開催をさせて頂きます。
「恩返し」は最大の私自身のテーマであります。
学術集会のテーマは、
“やってみせ”伝えようSkill & Trap” とさせて頂きました。
鼠径へルニアは最も多く手術が行われる“良性疾患”で有ります。
だからこそQOLが最大のテーマと成ります。Tension free法が始まり外科医のmotivationは一変致しました。特に1998年、私が開業医として外来日帰り手術を開始した頃から専門的に行う上級医の手術へ変貌して参りました。同時期、腹腔鏡下手術が大学病院、基幹病院で行われる様になりました。
そこで、今回の学術テーマは鼠径へルニア治療の合併症、再発ゼロを目指す為に此れからの外科の世界を担う中堅、若手を後押しする事が急務であると考えました。梅雨の時期では有りますが、東京へ是非お越しいただき、素晴らしいご発表と楽しい時間を御過ごし頂ければ幸いに存じます。
楽しめる、親睦を深める事も学会の大きなテーマと成ります。
「楽しかった、勉強に成った、仲良く慣れた」と思って頂ける様な“おもてなし”をもう一つのテーマとして東京ヘルニアセンター全員で準備をさせて頂きます。
同時に「日帰り手術」を行われている全国の皆様方にもご参加頂ける様に「第10回日本短期滞在外科手術研究会」を同時開催させて頂きます。看護師さん、検査技師さん、事務部門、副医療に携わる皆様のご参加も御待ち申し上げます。
2013年6月吉日
第12回 日本ヘルニア学会学術集会 会長
執行友成(しぎょう ともしげ)
医療法人社団 涼友会 東京ヘルニアセンター
執行クリニック・神楽坂D.S.マイクリニック